
もう完全なフィクションです
シノ「さて、ここからは通常の質問をしていきたいと思います」
S々木さん「はい、何でもどうぞー」
シノ「ではさっそくですが、今、旬なジャンルは何でしょうか?」
S々木さん「旬なジャンルですかぁ……、そうですねぇ、難しいですね。
というのも、今この時期は秋から始まったアニメも中ごろになり落ち着き始めている時期でもありますし、
何よりそこまで盛り上がっているアニメもない、ということなんですよ。
さらに言うなら、最近は大きなイベントもないでしょう?」
シノ「そうですね。一番最近は10月初旬のサンクリですね」
S々木さん「はい。なので、だいたいのジャンルが落ち着いている状態で、『今、何が旬』というのは、なかなか明言が
できないんですよ。なので、冬コミは何が盛り上がるのかは、ちょっと予想がつかないですね。
これが夏コミなら……」
シノ「『ハルヒ』ですか」
S々木さん「そうですね。そう断言できます」
シノ「では今、ハルヒはどうなんですか?」
S々木さん「はっきり申しまして苦しいです」
シノ「おや、意外ですね。ハルヒはまだまだいけると思っていたのですが。オンリーイベントも盛り上がってますし」
S々木さん「ハルヒの同人としてのジャンルが盛り上がったのは、ハルヒが出始めた頃のみですね。その後は爆発的な勢いで
増えましたから、買い手も分散され、今では一般、18禁ともに下がってきている状況です」
シノ「あー、俗に言う『ジャンルの食いつぶし』が起こったわけですね」
S々木さん「そうですね。この状態が起こってしまうと、一見盛り上がっているようには見えても、実は……ということになってしまう
んですよ」

ハルヒの同人誌の種類は、確かに群を抜いて多いです。
やはり18禁の方が多い感じ。

谷口に異常なほどのめりこんでいる面舵いっぱいいっぱいのハルヒシリーズ

発作的突然変異の宇宙キョンと
Campas lifeのはるひるは

キングオブ鶴屋さん漫画のねこうさプリンの鶴屋家の掟と
メロン月間ランキングで1位から4位までを独占した超人うつらうららかのめがっさかおすと
ハルヒ☆わはー

S々木さん「今ジャンプで連載されてます、『To LOVEる』でもそれと同じ現象の兆候が見れます。
今後爆発的に増える可能性はありますよ」
シノ「でもあれはほぼ9割が18禁になるでしょうね」
S々木さん「元がエロイですからねぇ(笑」
シノ「前からあるジャンルで好調なものはどれですか?」
S々木さん「なのはですね」
シノ「なのはですか」
S々木さん「はい。なのはは固いです。鉄板中の鉄板と言ってもいいでしょう。アニメが終わって数ヶ月経ちますが、
未だ衰えません」

鉄板中の鉄板のなのは。こちらも種類は豊富です
シノ「第3期もありますからね」
S々木さん「そうですね。それとなのはは18禁よりも一般が強い傾向があります。同じことがローゼンメイデンでも言えますね」
シノ「お、これはローゼンジャンルで活動している僕としては、是非とも聞いておきたいですね。ローゼンはどうですか?」
S々木さん「好調ですよ。元々原作が人気ありましたからね。根強いです。
あと特別編でしたっけ? それが12月に放映されますよね。それによってまた再燃する可能性もありますし」
シノ「しかし、さるスジから、『ローゼンはもう、売れている作家しか売れない』という情報を聞いたのですが」
S々木さん「そういう時期もありましたね。確か連載が3ヶ月ほどストップしましたでしょう? その時です。
やっぱりファンは、連載がなくなっちゃうと冷めてしまうようでして、波はけっこうあるものなんですよ」


わざわざぽんじゆうす?コーナーなんてものを作ってもらってました
「明日には消えてるんじゃないだろうか」と邪悪なことを考えてたりもしましたよ
ローゼンの種類もやはり多いです。

友毒屋のローゼンシリーズ

白花雨&グリーンペッパーのマスジュンシリーズ

金糸雀への偏った愛で知られる彦兄ちゃんのローゼン本

偏った金糸雀本のPOP
ちなみに、その横にある、「ファイナルアトミック薔薇乙女」は僕がローゼンメイデン本の中で最も面白いと思ってる本です。
是非見かけたら買ってみてください

さばむーと
ラウールのローゼン本もありました

かか七さんの本はなんと2列ずつ。
なんか扱いが違います。

そして某レビュー本にて、4人のマスターオブローゼンメイデンのうちの1人に選ばれた、
RAID/のローゼン本

最後にローゼン界の肉棒こと、聖兄さんの蒼星石への偏った愛が詰まりまくった本

S々木さん「そういった意味では、やはりなんやかんや言ってFateが最も安定しているのかもしれませんね」
シノ「そうですか? Fateももう、飽和状態でジャンルとしては下降傾向と聞きますが」
S々木さん「確かにFateは下降はしていると思います。しかしFateの場合、落ちても何かのきっかけがあればすぐに戻って
くるんですよ。ファンディスクの発売や、アニメ放映、今回のPS2への移植と、その度に盛り返してます。
一般も18禁もどちらも均等に普及してますし、安定感は抜群ですよ、やはり」

ジャンルの安定度は高けれど、本の出る確率の安定度は抜群に低いゼファーさん
のおねセイシリーズ。早く3出してください

遊夜さんと
まつりさんのつくシリーズ

いまや、ドージンワークでお馴染み、ヒロユキさんのTMシリーズ

比村乳業と
りみっくぶれいく

この2つはメロンにおいて鉄板のようです
シノ「以前のゼファーさんの取材(2006年6月2日時点)の時点では東方が絶好調とおっしゃってましたよね。
現在ではどうですか?」
S々木さん「こちらも鉄板です。もう東方は永遠に衰えないでしょう」
シノ「僕は東方をやったことがないので、わからないのですが、このジャンルがここまで大きくなった理由は何なんでしょう?」
S々木さん「こう言ってしまうと、誤解が生まれてしまうかもしれませんが、東方って宗教に似た感じがあるんですよ」
天ちゃん「あー、それわかる気がします」
S々木さん「一度はまると、抜けようとはあまり思わなくなる。それこそ『信者』という形になるのだと思います。
東方は音楽もいいですし、ほとんどたった1人で製作している、という点も関連しているのかもしれませんね」
シノ「あれは原作に特にキャラ付けがされてませんよね? ストーリーもないと聞きました。
そういったことが、逆に創造の幅を広めた、ということもありそうですね」
天ちゃん「でも、今はだいたいのキャラ付けはされてしまっているので、いい加減に描いたりすると大変なことになるよ?」
シノ「たとえば?」
天ちゃん「某大型掲示板で叩かれたり」
シノ「うわ、それ怖いなぁ(笑)うかつに描けないなぁ」
S々木さん「(笑)」

鉄板中の鉄板、東方も種類は多いです

ゼファーさんのおねレミシリーズ。
どうでもいいけど、この人、ちゃんと原作やってるんだろうか……

面舵いっぱいいっぱいと
コマイズムの東方本
シノ「では逆に、不調、下降のジャンルは何でしょう?」
S々木さん「そうですねぇ、マリみてでしょうか」
シノ「やはりもう限界にきてますか。つい最近、OVAも出たと聞きましたが」
S々木さん「(苦い顔で)付け焼き刃ですねぇ……、厳しいです」

確かにマリみての棚は小さくなっていました……
S々木さん「他にはTo Heart2なんかが苦しくなってきてますね」
シノ「そうなんですか。根強い人気ジャンルだと思ってましたが」
S々木さん「そうですが、時の流れには勝てない、というものです。PS2で出て、PCで出て、それから時間が経ちましたからね。
下降するのは仕方のないことです」
シノ「しかし、聞くところによると、またファンディスク的なものが出る、と噂を聞いたのですが」
S々木さん「そうなのですか? では盛り返すかもしれませんが、それも一時のことでしょう。
それに、例の本家からのお達しがあったじゃないですか。それで離れていった人も少なくないです」
シノ「アイマスはどうですか。前回の取材ではやばい、ということでしたが」
S々木さん「(苦すぎる顔で)相変わらずやばいですねぇ」
シノ「アイマスやばいですか」
S々木さん「はい……」

アイマスの棚は小さいです……

ただ今絶賛アイマスで活動中!
有機化合物と
LEMLAML
なんとかアイマス盛り上げてぇ!
S々木さん「しかし、アイマスは悪い話だけではないですよ」
シノ「と言いますと?」
S々木さん「XBOXで新たに発売されるでしょう?新キャラも出るということで。こういうのが結構大事だったりするんですよ」
シノ「確かアニメ化もされますよね」
S々木さん「ええ、そういう点で言えば、まだ完全には死んでいないジャンルです。盛り返す可能性はあると思いますよ」
シノ「キミキスはどうですか」
S々木さん「(苦みきった顔で)……」
シノ「ダメですか」
S々木さん「あれは、長く待たされた割には、そこまで……っていうのが原因だったと思います。今このジャンルを支えているのは
18禁ですが、これもすでに食いつぶされた感じがあり、もうダメかと思いますねぇ……」
シノ「では次に同人ソフトについてですが、こちらはメロンとしてはどう捉えていますか?」
S々木さん「そうですね、侮れない分野だと思います。特に音楽系ですね。
同人の音楽系は主に東方が多いですが、最近はオリジナルも増えてきているんですよ。オリジナルで有名になってメジャーデビューを
はたしている作家さんもポツポツ出てきていますよ」
シノ「しかし、こういうのは実際聞いてみないとわからないじゃないですか。同人誌のように、見本を貼り付けることもできない」
S々木さん「そうですね。ですから、もっと視聴や体験コーナーを充実させていきたいです。シノ先生のおっしゃったように、
ディスク媒体の作品は、実際に体感してみないと、その作品の良し悪しがわかりませんので、お客様に聞いてみてもらい、プレイしてもらい、
よかったらお買い上げいただく、といったことをしたいですね。
よくゲームショップの店頭にあるような、ケースに入れて体験してもらう、と」
シノ「わかりますわかります。僕も音楽は自分の耳で聞かないとダメで、口コミや製作者、歌手の評判のみで買うことは絶対にしないので、
そういうのが充実してくれてると助かりますね」
S々木さん「店舗が広くなり、同人ソフトも充実したとはいえ、まだまだ某オレンジのタイガーさんには及びません。某オレンジの
タイガーさんは、そういったところも強いですから。我々もこれからはもっと伸ばしていきたいですね」

某オレンジのタイガーさんに及ばないとはいいますが、
この壁一面に配置されたソフトコーナーは圧巻です。
シノ「次に、POPのことでお聞きしたいのですが」
S々木さん「POPですか」
シノ「はい。同人誌によくついている、手書きのあれです」

手書きのあれ
まったく、どいつもこいつも変態っていいやがって!
シノ「この手書きのPOPがつけられる基準なんてものはあるんでしょうか? 我々サークル側としたら、結構気になることです」
S々木さん「これはほとんど、担当の趣味もあるかもしれません。それぞれのコーナーの棚には担当がおりまして、
だいたいはその棚の担当が書いてます。その担当の好みですね(苦笑)
担当が好きな作家なら、POPもたくさんついていますし、好きなジャンルだと……とかですね。
それに読んでみて面白かったらつけられることもあります。面白かったら、謳い文句が続々と出てきますから」
シノ「我々サークル側としたら、結構勇気付けられたり、元気の源になったりしますよ」
S々木さん「あとは、推したい作品などには積極的につけられますね。例えば専売商品などには、必ずつけられます」
シノ「その他、売り上げ好調な作品にもですね」
S々木さん「そうですね」
シノ「この手書きPOPがつくことによって、やはり売れ行きというのは違いますか」
S々木さん「違いますね。中盤はそうでもないですが、初速と終速で差が出ますね」
天ちゃん「やっぱり手書きPOPがあると、人気商品なんだって感じがしますからね」
S々木さん「そうですね。目立つ、というのもありますし、それだけで1つ箔がついているようにも見えますね」
シノ「では、次からは僕の本には表紙が見えなくなるまでベタベタ貼り付けてください」
S々木さん「(笑)わかりました。裏面まで張りつけますよ」
シノ「それから、メロンブックスは日本全国に散らばってますが、場所によって『これが売れる』とかの違いはあるんですか?」
S々木さん「それは単純に、アニメの放映地域によるところが大きいですね。たとえば九州などは全然アニメが放映されないんですよ。
そういう所と、毎日のようにアニメが放映されている東京、大阪と比べると、それはやはり違ってくるでしょう。
あとは、その店舗の担当者の趣味によりますね。各地のメロンに行ったら、よく平台などを見てみてください。
そこにエロ作品が多かったら、担当者がエロイということです(笑)」
シノ「棚も結構担当者の趣味によるところが大きいんですね」


担当者の趣味がにじみ出たサブカルチャーの棚
シノ「さて、いよいよ冬コミが今月に迫りましたが、やはりコミケとその他のイベントでは店側としても違いますか?」
S々木さん「気合が違いますよ。やはり参加サークル数が桁違いに多いので、勿論卸される本も多くなります。来店されるお客さまの数も
違いますし、ここはもう腕がなるところです」
シノ「頼もしい限りですね。来年は正月返上ですか」
S々木さん「もちろんです。戦いは12月29日から始まりますよ」
シノ「さきほど、『来店するお客の数も違う』とおっしゃいましたが、やはり違いますか」
S々木さん「はい。段違いです。特に秋葉原店と、ここはすごいことになるでしょうね。特に我々日本橋店としては、同士とはいえ、
秋葉原店には負けられません」
シノ「しかし、コミケ後ともなると、やはりコミケに行けなかった地方の人が集中すると思うので、そういう意味では地方の方が
お客は多いんじゃないんですか?」
S々木さん「いえー、それがそういうわけではないんですね。もう単純にオタクの数が違うんですよ、地方と首都では」
シノ「やはり東京が多いですか」
S々木さん「はい。全然違うと思いますねぇ」
シノ「いや、しかし、今回は正月ですし、さすがに東京のオタクたちも里帰りし、地方に行くのではないですか?」
S々木さん「だといいんですけどねぇ(苦笑)」
シノ「あ、そうか。オタクは里帰りせずに、引き篭ってコミケで買った同人誌読んでますかね(笑)僕もそうしたい」
一同「(笑)」
シノ「では最後になりましたが、大阪日本橋店移転リニューアルということで、今後の抱負などをお聞かせください」
S々木さん「そうですね、我々の目標というか、野望というか、このビルを緑一色にして、『メロンビル』にすることでしょうか」
シノ「それ、ゼファーさんの時も言ってましたよね……」
S々木さん「ええ、ですから、今回のこの移転はその野望への大いなる第1歩なんですよ。外の大きな看板もその1つです。
将来的には、2号店とかも出たらいいなぁ、とか」
シノ「このビルがメロン一色になると、品揃えも半端なくすごいことになりますね」
S々木さん「ええ、そうなるように、日々まい進していきたいと思います」
シノ「ええ、頑張ってください。頑張って同人誌売って僕らを裕福にしてください」
S々木さん「ええ、お任せください!」
シノ「他にはありませんか?」
S々木さん「そうですね。強いて言うなら、給料があがらないかな……」
シノ「はい、今日はどうもありがとうございましたぁ」
以上、メロンブックス新日本橋店取材でした。
お付き合いくださったS々木さん、ありがとうございました。
あのビルが緑色一色になる日まで、僕は見守っていきたいと思います。
そして最後に通例、メロンブックス管理課S木さんより新日本橋店について一言お願いします。
S木さん「ようやくリニューアルとなりまして、皆様のご利用しやすいお店に近づけたかと思います。
オタロードに根付き、おいしい果実を実らせたいと思います(笑)」
ありがとうございました。

どうでもいいけど、メロンちゃんの誕生日って12月24日だったんだ……

さらにどうでもいいけど、このメロンちゃんがエロかったぁ

出たら真っ暗になってました。